2020年10月09日
立山周辺 2泊3日
9月
気になっていた雷鳥沢へ行ってきました!
当初の予定
①雷鳥沢キャンプ場イン
②別山立山周回
③雷鳥沢ー五色ヶ原
④刈安峠経由黒部湖下山
初日は曇雨予報も、雷鳥沢までなので決行。
5時に自宅発
9時過ぎ、土砂降り・雷ですが、黒部アルペンルートにワクワク!
扇沢から室堂は4回(種類)乗り継ぎ。
最短でも1時間半かかります。
室堂到着!
やった!雨降ってない。
雷鳥沢キャンプ場へは標高差約200mの下り(小一時間)
西風で地獄谷(火山地形帯)からの硫黄臭が凄まじい・・・
天気悪いからかガラ空きです。
着!たった1時間の歩きなので、贅沢に持ってきた。
ちなみに雷鳥沢キャンプ場は快適です!
・広くて平ら
・水洗トイレ
・水豊富(生水注意の表記)
・風呂あり!(後ほど)
・Wi-Fi入る!
・もちろん絶景
下界のキャンプ場並みなので、登山じゃない家族キャンパーも来るらしい。
1時間なら、まー慣れてなくても数十キロくらいは背負えるかねぇ。
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2日目 5時
ありゃ?曇ってる・・・
まぁ回復予報なので、のんびり行きましょう。
餅スープ食べて出発。
テント泊道具はデポして、立山周回します。
キャンプ場下の沢。きれい!
と浮かれてたら、大走りの谷を上っておりました・・・
往復2㎞、30分のロス。
まぁまだ本格的な登り手前だったので軽傷です。
正解の雷鳥坂へ戻ったころには快晴に!
緑が眩しい!イワイチョウも色づき始めだね。
1時間ほどで別山乗越
上着を羽織らないと寒い。
そしてここから迫力の「アレ」が見えます。
が、もう少し進んだほうが全体が見えて素晴らしいです。
剱岳(2998.6m)
どしっと構えた迫力がものすごい!
かっこよくてずっと見てられる。寒いけど
最近ハマっている地形名入れ
(※地形図と見比べながらなので、合ってる保証はありません)
(拡大版)
有名なカニのタテバイヨコバイは、この場所なんだね。
ちなみに室堂側
道がたくさん見えて面白い。
(拡大版)
緩く登って別山南峰。
ほぼ水平移動で別山北峰!
剱鑑賞の特等席です。しばし・・・
南峰へ戻る。
行く先。南アルプスみたいなのっぺりとした稜線ですね。
奥の立山三山は風吹いてるー
キャンプ場はあんなに下
真砂岳を越えて、富士ノ折立のザレ斜面。
おっ!イルカっぽいの発見
富士ノ折立分岐。
結構急だよ?上には行きませんでした。
んで立山最高峰・大汝山(3015m)
黒部ダムを俯瞰できる。
・・・ん?見える道は地図には載ってない。登山道ではなさそう。
送電線の巡視路か?
休憩所でラーメン小休止。
雄山には社があるのですね。
山頂。高度感があります。
階段の狭い参道の途中、高所恐怖症らしい男性が動けなくなってて
そしてやたら人が多いのは室堂日帰りのハイカーかな?
密です。さっさと降ります。
一ノ越から雄山は、登り下りでルートが決まっているようです。
明記はないが、赤印と黄印で向きが違った。
一ノ越からキャンプ場へは、母恋坂(神の道)を通りました。
緩そうに見えて結構標高差ある。
ひと気が無く、景色を独り占め!
チングルマはそこら中で揺れてました。
写真撮るのに座り込んだら、心地良すぎてしばらく動けず。はぁぁぁ
いい感じの疲労で、晴れた本気の雷鳥沢キャンプ場に帰宅。
では、お風呂行きますか。
外来入浴は雷鳥荘とロッジ立山連峰の2施設でできます。
雷鳥荘はやってるわからなかったのでロッジ立山連峰にお邪魔しました。
ちなみにどちらもほぼ同じ距離です。
値段も時間も下界と変わらん!
洗面所ある!蛇口ある!
でもお湯は出なかったので、内湯から。
大勢入れる内湯は透明なので、沢の水を地熱か源泉で温めているぽい。
外は家庭用の湯船ほどの源泉掛け流し。
泥系の濁りで硫黄臭がする、個性強めの温泉。
が、70℃オーバーなので水で薄めないと入れたモンじゃない笑
慣れたら全てひっくるめて、スンバラシイです!
あ〜〜最高(語彙が足りない。)
ガッツリのんびりして雷鳥沢満喫。
星も満天でした。
本来、明日は浄土山を超えて五色ヶ原でもう一泊の計画でしたが、いろいろ考えて、黒部平駅へ下山帰宅することに。
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3日目
朝の気温は1桁台。結露がすごい…
日がなかなか当たらないので、寒いし乾かないー。
7時過ぎ、諦めて出発。
あー晴れ良いわぁ。
室堂へ戻ります。
地獄谷。終始硫黄臭がしてました。
数年前から遊歩道立入禁止。
立山高原ホテル
この一角は見事な色づき!
湧き水を補給して室堂山へ。
浄土山への急登途中、室堂山展望台を見下ろす。
左が立山カルデラの一部。
浄土山からは本来の目的地、五色ヶ原(山荘)が!
向こうのとんがりは笠ヶ岳ですかね?
龍王岳に寄っていきます。
昨日歩いたところが丸見え!
雄山と違って人が少ないので、のんびりできました。
さて降ります。
建物のある一ノ越から右下へ、トラバース道が見えるでしょうか。
コレを行きますよ!
見返したら、なんと!この前の燕岳からも見えてました!!
(1ヶ月で雪渓が無くなってる!)
一ノ越でアルファ米補給後、大勢いるのに、誰も行かない道へ。
丸見えで視線が気になるので、振り向きません笑
予想以上に気持ちの良い道でした!
稜線みたいな爽快感!
右からさっきいた龍王岳、五色ヶ原に行くなら通ってた鬼岳、獅子岳。
東一ノ越に到着。
この石積みは小屋跡かと思ってたが、どうもただの風除けらしい。
黒部側の立山。
ここから廃駅雷殿へのトラバース道があったそうだが、全く見出せなかった。(20年前に崩落で廃道)
ダンボ平へ降る。下方に黒部ダム。
段差の下に巨大トラップ!!!
すれ違った方に教えてもらっていたので踏まずに済んだが、誰か思いっきり踏んでる笑笑
ってクマは笑えないし。
昼だけど、ここから見通し利かない藪だし、こええ〜!
ちょっと開けた。前は赤沢岳?右がスバリ?
見えないのと緊張感でか、体感時間長い!
とりあえず奇音と手を打っとく。
無事プーさんには出会わず、黒部平駅へ。
おつかれ!
駅外の広場下には水場有り。
体拭けてサッパリ!
あとお花たくさん咲いてた!
意外と気付かない穴場かも?
左のコルからなんだけど、道は全く見えないね。(=樹林の中)
黒部平から扇沢の片道券頼んだら、「歩いてこられたんですか?お疲れ様です。」って
そんなに珍しいのかね。
あー、歩く人なら黒部湖まで下りるのかな。
黒部ダムだけ少し寄り道。
今回も大満足でした!